君の星を目印に。

*笑顔が似合う君が、一番好きだから*

トーキョーエイリアンブラザーズ7話感想

_悪に触れ、未知が壊れる。

 

 

さて前々から神回とも辛い回とも噂されていた7話。これは私の経験上なんだけど、7話って10話構成のドラマにおいて一番重くて悲しいことが多い。そして物語は佳境に突入するわけですよ。

 

※ネタバレします

※考察などすべて私の主観です

 

 

 

もうちぃちゃんや岡部の再登場は望めないのかなあ・・・ちぃちゃんは記憶全部消しちゃったしでも岡部はまだ記憶自体は残ってるはずだよね?

 

 

気持ちよさそうに眠る冬ノ介。激しい音楽を聞いていますが夏太郎が消しちゃいます。そしたら冬が付けて、夏がまたけして。つけて、けして。なにこれかわいい。

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「そっかそっか、今の兄ちゃんにはこっちか」

忘れられるという形で失恋をした夏太郎。冬ノ介は無理に明るくさせようとしないで放っておいてる感じがする。任務から遠ざかったからあきらめの行動なのか、夏太郎の精神を案じてのことなのかどっちだろう。後者であってほしい。

今度は(私好みの)バラードが流れてきます。夏太郎はそれも消しちゃうんだけど。

 

 

 

そして母星との通信機。

(やっぱり前回ポコポコしすぎて壊れちゃったんじゃないですかね…。)鍵盤ハーモニカ吹いてる夏太郎、可愛い。

「まあ任務続けるしかないよね」とだるそうにいう冬ノ介。

「敵を知るには、敵になればいい」

 

 

 

 

街を歩くメガネの制服の女の子。派手なブラジャーが気になったけれど、周り圧倒的なう女の子らしさを感じて自分は踏み込めない、そんな雰囲気。

そこに現れたのはっ・・・

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・・・このビジュの冬子、似合いすぎ!!!かわいい!!

冬子と夏子はルナちゃんと一緒にお買い物することに。(伊野尾くんのもともとの顔ってこんなに女の子にフィットするんだね…。)ルナルナって呼び方、いいね。

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冬くん・・・いや冬子。終始テンション高めですごく今どきの女の子って感じになってる!!かわいい!

 

何でお洒落とかをするの?ルナちゃんもそこは理解できていなかったみたいで。ここは女の子として元々の性格もあるんだろうけど、ルナちゃんは素朴な真面目系女子なんだろうな。

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「繁殖行為のため、ではないのか?」

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「お姉ちゃん、そんな恥ずかしいこと言わないの!」

いや2話とか6話であなたも堂々と言ってなかったっけ?(心の声)

自分の選んだロリータ服をルナちゃんに着せてあげる冬子。冬子が彼女を褒めてあげると、ルナちゃんは「可愛いって言われたの初めて」だという。けどここでルナちゃんの表情も話し方も明るくなっている。褒められたことでちょっとは自信がついたのかな。

 

だけど、その自信はすぐに打ち砕かれてしまった。

同じくロリータ服を着た冬子・・・彼女は店の外で大勢の女の子に囲まれて写真を撮られていて大人気。

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「もう頑張る必要ないかも~」なんて言い出してしまったら、ルナちゃんとしては惨めになるでしょう・・・。その場を走り去ってしまいます。

 

そこで女子としてはあり得ない格好で座ってタコ焼きを食べている夏子(あなたはちょっとは周りの目を気にしたほうが、とツッコみたくなったけど)。

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「夏子さんは、見た目とか気にされないんですか?」

「何故気にする?」

ここで夏子を蔑んでいる人達の目は、先ほど冬子の前でルナちゃんを蔑んでいた目と重なった気がする。

「ここの人間は、みんな同じ顔だな」

この言葉の意味は探りたくなったな。これ、たぶん欅坂のサイレントマジョリティーみたいな意図?自分らしさを失って、同じような顔に見えるってこと?

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ルナちゃんは夏子に渡されたタコ焼きを美味しそうに食べ始める。(この時のルナちゃん、実はめっちゃ可愛いと思う。)

ルナちゃんが求めていたのはなんだろう。女の子らしさ? とも思ったけど展開を見ていると、周りが女の子らしすぎて地味目なことが恥ずかしかったんじゃないかな、と予想。だから、女の子らしくなりたいってことだったのかな?

だけど、夏太郎の言葉で何か気付いたことがあった様子。

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「夏子さん、私気付きました。大事なことに」

わあ、この笑顔、可愛いな。

 

「ルナルナは?」「大事なことに気づいたらしい」「なにそれ?」

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「タコヤキは、美味い」

夏太郎は前回までも、今回も・・・誰かになろうとかしないで「自分」を貫いてきた気がする。

ここでは女の子は皆クレープを食べていたけど、ふたりはタコヤキが好きで。

タコヤキは一例にすぎないとしても、世間の枠にはまったり流されたりしないで自分の食べたいものを美味しいと胸を張れることは、案外大切なことなのかもしれない。

 

 

「この星って、女の子でいる方がずーっと楽しいよ!何で気付かなかったんだろ。今日からあたし、女の子になるから!今ならあたし、全世界の人と仲良くなれそうな気がする!」

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か、完全に冬子ワールド…。可愛さは正義!?

そこへ狙ったかのように走ってくる一台の車…。芸能事務所の関係者と思われる人がスカウトに来た・・・?

明らかに怪しさ満載なんだけどコロっとついていっちゃう冬子ちゃん。

 

止めようとする夏太郎に一言。

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「兄ちゃんもう任務終わりかもよ。なんとなくそんな気がするんだよね」

また冬ノ介の目は笑っていない・・・。その冷たさはなんだか、この星への諦めが映っているような気が、私には、した。だからこそ投げやりになっているのかも(ちぃちゃんとの恋人作戦に冬くんもかなり気合が入ってたからそれが失敗して萎えている可能性ありだと思う)。

そして走って行ってしまうその車・・・着く先は見るからに怪しい建物。

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ここでももう冬子のあざとさ満載。伊野尾の面影、無いなあ。そして見知らぬ男からインタビューを開始・・・。

「ご出身は?」

「宇宙で――す!!」(事実)

何で言ってるけど・・・直後、脱ぐように指示をされる。まだこの大人の心を読んでいなかった冬くんはキョトン。しかし。

「じゃあ、俺が脱がしてあげる」

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肩に手を置かれた冬くん・・・ここでようやく男の意図を読み取る。それはきっと利己的で良心なんてカケラもないものだった・・・。

このドラマは全体的にいい人が多かったイメージなんだよね。犬のおばちゃんとかに恨まれることはあったにせよ根っからそんなヤバい人は今まで出てこなかった。人間は未知でバカだけれど、こんな悪人がいると冬くんは想像したことがあったかな。

 

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多分、無いと思うんだよね。さすがに冬くんも恐怖を感じて逃げようとする…が。そのまま力で押さえつけられ、逃げようとしても逃げられない。ついに二人の力で床に押し付けられ、服を脱がされてしまう。

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(えっっ・・・何で胸あるの!?)

この時の大人の顔がすごく気持ち悪かったよ。こういう人、いるんかなリアルにも。

 

一方夏太郎は。

母星との連絡機部屋に小さな子供が入ってきていた。だけど実はこの子もエイリアン!そして関西弁!そしてとんでもない毒舌エイリアンだ。

彼はほかに良い星を見つけたと言う。

「海とかいう恐ろしいものもあらへんし、ようわからん住人もおらへん。最高の星やで。そやから自分らは任務終了、撤収や」

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ここで、任務終了を告げられる。冬君の言ったことが当たっていることになるけど冬君が知っていたとは思えない…あきらめから言った言葉が真実になった感じ。 ここで逆に恋人を作っていたらお別れもっと寂しかったかな。それともほかの星が見つかる前に地球に移住してたかな。

「こいつら(いぬ)ウイルスえげつないから連れて帰ってくんなよ」と言い捨てて消えていくエイリアン。

この子どもエイリアンも雰囲気を見てるとあんまり心があるようには感じられない。もしかしたら二人の星では人間は理解できないのが普通で、理解している夏太郎のほうが異質なのかなあ…。

 

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夏太郎はきっといぬに愛着がわいていたと思うから別れたくないんだろな(いぬも夏太郎が好きみたいだし)・・・いぬを抱きしめて何かを考えている夏太郎。そこでとあるノートを見つける。 この大雨と部屋の暗さも二人の心を示唆しているように思える。

 

出口が見えない雨に降られているような夏太郎。

大きな雷のような衝撃に触れてしまった冬ノ介。

 

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 それは冬ノ介が地球に来てからずっと積み重なっていたであろう人間の研究メモ・・・。

冬くんは人間については「悪くない」「面白い」と言ってた。未知ながらもいい人が多いことはわかっていたのかもしれない。

だとしたら今回のは怖かっただろうな。今まで研究してきたデータにない、怖い経験・・・それが冬君を変えてしまうのかも。

無神経な冬くんだって根っから悪い人じゃない(むしろ兄想いのいい人)。彼は彼なりに人間について勉強をして、人間になろうとしたけれどやっぱり人間の心は理解しきれていないような気がする。対して、研究せずに流されるままに過ごしてきた夏太郎は簡単に人間を理解してきてしまっていた。

 

ここは前半のルナちゃんのところの対比とも重なった。

頑張っても女の子になれないルナちゃんと、頑張らなくても女の子になった冬子。

そして頑張っても人間にはなれない冬ノ介と、頑張らなくても人間に近づいていく夏太郎・・・。7話のテーマとして「頑張ることの意味」は入っているかな。3話にも入ってた気がするけど・・・。

3話で言っていたようにお金とかのためだけではなくルナちゃんみたいに自分の好奇心のままに頑張る。夏太郎はきっと「頑張りたい理由を知るために頑張っている」という状態なんだろうな。 冬くんは?任務のため?それとも、彼にも人間への好奇心はちゃんとあるって信じたいけども。

 

 

ただここで地球探索を打ち切ってしまったら、エイリアン二人にとって頑張ることの意味は絶たれてしまう気がする。

 

もしかしたら冬ノ介が兄に嫉妬しているのはちぃちゃんを取られたからではなくて、兄のほうが人間に近づいたことに対してなのか・・・?

そして同じ世界にいたはずの兄の心が冬ノ介の考えからどんどん離れていくこと・・・離したのは人間達であり、人間達にもまた嫉妬していたのではないか…と深読みしてしまう。短く言うと兄を感化させた人間に妬いている感じ。そういえば初期の冬君は結構純粋だったな。冬くんを変えているのはもしかしたら、やっぱり夏太郎なの・・・?

 

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そして、襲われていた冬ノ介の体には赤い血が、そして襲った人間は倒れている・・・

冬ノ介は人間を馬鹿にしていたものの体的な害を出すことはしていなかったけど、ついに・・・でもそれは逆に、冬ノ介が体的な害を出されていなかったんだよね。

その比較的平和だった人間とエイリアンの関係・・・そして人間の見方が、ここで大きく壊れてしまったことを意味するのかな…。

 

 

 

雑感。Twitterでネタバレ飛び交ってたから大体知ってたけど実際見てみるとなかなかシリアス・・・(演技力がすごいってことだと思う)

 

冬ノ介にとって、人間とは何か。

ドラマ前半は「未知」「面白い」と透明な印象だったんだと思う。

中盤、「バカな生き物」とちょっと下に見ていた。バカながらも、攻略すべき敵として見てくれていたんだと思う。やっぱりまだ未知の部分だったんだと思います。

でも今回は根っから悪い人に触れて、「未知」が「悪」に変化してしまったとしたら・・・来週はきっと殺したことで冬くんは警察に追い回されるんでしょうね。

この辺、正当防衛で殺しただけなのに悪者になってしまうあたり嵐の潤くん主演のスマイルを思わせます…あのドラマも辛い展開多かったなあ…。

 

曲がりなりにもうまく人間と共存できていた冬くんだけど、その関係が壊れてしまったら…きっと暴走しちゃうんだろうなあ…。

 

みんな殺してしまえ、という結論にまで来週には至ってしまうのか…見るのが怖い気がするけど、楽しみにしてるよっ!

 

 

 今回はTwitterで考察してる皆さんがすごい意見ガンガン出してて勉強になりました。(あそこにこの量の考察落とすわけにもいかないからここを立ち上げたんだけど、)

冬くんたちが人間を攻略したいと思っているように私だって!エイブラ攻略したいよー!!(黙